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古早味高麗菜飯│懐かしのキャベツご飯

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『古早味高麗菜飯│伝統キャベツご飯』のレシピを紹介します。10-20年ほど前くらいに流行した家庭料理で、炒めて調味したキャベツとベーコンに白ご飯を混ぜて作ります。炒飯ではなく混ぜご飯なのが特徴で、白ご飯さえあればすぐに作れます。

料理名にある「古早味」とは台湾で多用される中国語の表現です。「懐かしの」、「古い」、「懐古主義の」などの意味を表す形容詞で、料理に使われることも多いですが味とは関係ありません。おおむね祖父母、両親世代の事物でどこかノスタルジーを感じるものを形容して使われます。

例えば古い型の自動車や自転車、あまり手の入っていない伝統建築、そしてお母さんの味などと言ったものを形容する単語です。台湾では特に老街などを歩けば、軽食屋さんなどで必ず見かけることができる単語です。毎日の新聞にもほぼ必ずこの単語をテーマにした記事が書かれるほどメジャーな単語です。台湾華語を勉強中の方は覚えておきましょう。

「古早味」は「古い、早期の」という意味の漢字を組み合わせて生まれた言葉で、台湾でも70年代以降多用されるようになりました(一説によると当時のヒット曲にこの単語を使った歌詞があったからだとか…)。また単語としては中国語の辞書に載っていますが、実際には台湾や福建省の一部で使われるくらいで、それ以外の中国語圏ではあまり使われることがありません。台湾人と中国語と話すときにこの単語を使ってみるとニヤリとされるかもしれませんね。

言葉には流行があるので、いつまでこの単語が日常の語として使われ続けるのかは分かりませんが、今の我々が目にしているものも、いつか「古早味」と呼ばれる日が来ることを考えると…なかなか胸に来るものがありますね。



[材料]
キャベツ ……… 300g
ベーコン ……… 30g
シイタケ ……… 2個
油揚げ ……… 30g
エシャロット ……… 2個
白ご飯 ……… 200g

[調味料]
酒 ……… 小さじ1
オイスターソース ……… 大さじ1
塩 ……… 適量
胡椒 ……… 少々

[作り方]
1.キャベツを食べやすい大きさに切る。ベーコンを幅1cmほどの短冊切りにする。シイタケのいしづきを除き薄切りにする。油揚げを千切りにする。エシャロットをみじん切りにする。

2.熱したフライパンでベーコンを軽く炒めて油が出たら、シイタケ、エシャロットを加えて香りが出るまで炒める。続いて油揚げとすべての調味料を加えて味を調えたら、キャベツを加えてしんなりするまで炒める。キャベツがしんなりしたら少量の水(20ccほど、分量外)を加えて混ぜ合わせる。

3.作り方2のフライパンに白ご飯を加え、加熱しながら良くかき混ぜて完成。

Point!
ベーコンの代わりに普通の豚肉でも作れます。

食材は一例です。シイタケと油揚げは適当な野菜やキノコなどと置き換えて作りましょう。ただし具のメインはあくまでキャベツです。


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黃金泡菜│黄金キャベツの黄金漬け

難易度:☆ 調理時間:半日
台湾の家庭料理『黃金泡菜│黄金キャベツの黄金漬け』のレシピを紹介します。カボチャのペーストを使って漬けるキャベツの漬け物です。台湾風の甘めの味付けをしていますが、砂糖を減らして和風の塩辛い味付けにしても良さそうですね。

記事は後日!



[材料]
キャベツ ……… 1000g
カボチャ ……… 125g
ニンジン ……… 75g
ニンニク ……… 35g
トウガラシ ……… 2本

[調味料]
塩 ……… 45g
砂糖 ………165g
酢 ……… 180cc
サラダ油 ……… 大さじ2

[作り方]
1.キャベツの葉を剥き、良く洗っておく。

2.ボウルによく水けを切ったキャベツの葉を入れ、ところどころに塩を振りかけながら重ねていく。上に重石を乗せ10分ほど放置して水分を抜く。

3.カボチャの皮をむき、一口サイズに切り分ける。ニンジンを千切りにする。ニンニクをみじん切りにする。トウガラシの種を除いておく。

4.熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、カボチャを入れて柔らかくなるまで炒める。カボチャが柔らかくなったらニンジンを入れ、柔らかくなるまで炒める。

5.カボチャとニンジンの粗熱が取れたら、酢、砂糖、ニンニク、トウガラシと一緒にミキサーに入れ、スイッチを入れて液状にする。

6.消毒した瓶や容器に作り方2のキャベツと作り方5のカボチャ液を入れ、冷蔵庫で8時間ほど浸けたら完成。

Point!
少量のヨーグルトなどを加えると風味が増します。


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大蒜薄脆片│餃子皮クラッカー

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の創作料理『』のレシピを紹介します。餃子の皮にすりおろしたニンニクとオリーブオイルをぬり、オーブンで焼いて作る料理です。トースターでも作れます。余った餃子の皮があればいつでもどこでも作って食べられます。

記事は後日!



[材料]
ニンニク ……… 2-3個
餃子の皮 ……… 約20枚
オリーブオイル ……… 大さじ2
パセリ ……… 適量

[調味料]
塩 ……… 適量
胡椒 ……… 適量

[作り方]
1.ニンニクをすりおろし、オリーブオイルを加えてよく混ぜ合わせておく。

2.餃子の皮を適当な大きさに切り、オーブンの天板の上に並べる。餃子の皮の上に刷毛で作り方1のニンニクとオリーブオイルを塗り、上に適量のパセリを振りかける。

3.180度に熱したオーブンに餃子の皮を入れ、8-10分ほど焼く。きつね色になったら取り出して塩、胡椒を振りかけて味を調えたら完成。

Point!
パルメザンチーズなどを乗せて焼いても美味です。


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雞肉飯│台湾鶏飯

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の伝統料理『雞肉飯│台湾鶏飯』のレシピを紹介します。嘉義生まれの台湾伝統料理で、柔らかく炊いた鶏肉とエシャロットフレークを、濃厚なチキンスープと共にご飯にかけて食べる料理です。冷えてもおいしいので、お弁当にも最適ですね。

前回作った『紅蔥酥│エシャロットフレーク』を使って作ってみます。

記事は後日!


[材料]
鶏むね肉 ……… 150g
酒 ……… 大さじ1
エシャロットフレーク ……… 大さじ1
チキンスープ ……… 200cc

[調味料]
醤油 ……… 大さじ3
胡椒 ……… 少々
砂糖 ……… 小さじ1/2

[作り方]
1.鶏肉を炊飯器に入れ、酒とチキンスープを加えてスイッチを入れて炊く。炊き上がったら取り出して冷まし、手で糸状に割いておく。

2.作り方1で鶏肉を炊いたときのスープを鍋に移し、エシャロットフレークとすべての調味料を加えて加熱する。沸騰したら火を止める。ソースの完成。

3.適量の白飯(分量外)に作り方1の鶏むね肉を適量のせ、上に作り方2のソースを適量かけて完成。


Point!
台湾では箸休めのたくあんの薄切りを二切ほど添えます。好みでどうぞ。


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紅蔥酥│エシャロットフレーク

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾料理では必須の調味料『紅蔥酥│エシャロットフレーク』のレシピを紹介します。刻んだエシャロットを油で揚げて作る料理です。塩と混ぜてそのままご飯に乗せても食べられます。『鶏肉飯』や『担仔麺』などの台湾料理には欠かせない調味料です。

記事は後日!



[材料]
エシャロット ……… 300g
サラダ油 ……… 100g
 (植物油でも動物油でも何でもよい)

[調味料]

將紅蔥頭仔細洗淨,切去頭尾,剝掉外層的紅褐色的部分即可,不用剝除太多層外皮,露出嫩紫色即是可使用的部分。
2 接著將紅蔥頭橫切圓片。大小儘量切成一致,油炸時才容易在同時間上色。
3 趁著溫油將紅蔥頭下鍋。千萬不可讓油燒過熱時下紅蔥頭,容易馬上就焦黑掉。一定要用溫油。
4 接著維持中火開始拌炒,少量可用拌炒的方式來做,量大的話可使用油炸方式進行。
5 持續拌炒至等部分紅蔥頭呈現金黃時,這時轉小火繼續拌炒不要停。 (若不持續攪拌,容易造成內外成色不均。)
6 待全部都呈現金黃色時就可以了,這時請立即將蔥酥撈起,否則泡在油內持續加熱會變焦黑。
7 將炒好的油蔥酥倒入金屬濾網將油濾乾。

[作り方]
1.エシャロットの皮をむき、すべてをほぼ同じ厚さの薄切りにする。

2.鍋にサラダ油を入れ、150度に熱する。これに作り方1のエシャロットを入れ、中火で表面がきつね色になるまでよくかき混ぜながら揚げる。表面がきつね色になったら弱火にし、2-3分ほどよくかき混ぜながら全体がきつね色になるまで揚げる。

3.全体がきつね色になったら火を止めて金網で油を漉し、常温まで冷まして完成。

Point!
焦がすと風味がガタ落ちします。絶対に焦がしてはいけません。



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清燉羊肉│羊肉の中華煮込み

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
台湾の家庭料理『清燉羊肉│羊肉の中華煮込み』のレシピを紹介します。羊肉をシンプルに酒と塩で煮込んだ料理です。たっぷりのネギとショウガ、大根を使って臭みを抜きます。

記事は後日!



[材料]
羊肉 ……… 500g
ネギ ……… 100g
ショウガ ……… 30g
ダイコン ……… 1本(約800g)

[調味料]
塩 ……… 小さじ2
酒 ……… 200cc
水 ……… 2000cc

[作り方]
1.羊肉を食べやすい大きさに切る。ネギをぶつ切りにする。ショウガを薄切りにする。ダイコンの皮をむき、食べやすい大きさに切る。

2.鍋に羊肉を入れ、水と酒を注いで沸騰するまで中火で加熱する。沸騰したらネギとショウガを加え、蓋をして弱火で20分煮込む。更に大根を加え、再び蓋をして弱火で20分煮込む。

3.ダイコンに火が通ったら火を止めて5分ほど蒸らす。最後に塩で味を調えたら完成。

Point!
水の代わりに中華スープを使っても美味です。

塩気は最後の最後で加えます。塩水で長時間茹でると身が縮んでしまうので注意しましょう。


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炸湯圓│揚げ白玉

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『』のレシピを紹介します。米粉で作った団子に片栗粉などで衣をつけ、油で揚げて火を通して食べる料理です。結婚式などのめでたい席などでは「円満」の象徴として食べられる宴席料理の一つで、今回はピーナッツ粉と砂糖をまぶして作ってみます。

記事は後日!


[材料]
白玉団子 ……… 20個
片栗粉 ……… 適量
ピーナッツ粉 ……… 50g

[調味料]
砂糖 ……… 50g

[作り方]
1.白玉団子を数分水に浸け、表面が柔らかくなったら片栗粉をまぶす。

2.熱したフライパンに適量のサラダ油を入れて150度に熱し、 作り方1の白玉団子を入れて爪楊枝がすっと貫通するまで揚げて火を通す。

3.ピーナッツ粉と砂糖を混ぜ合わせる。作り方2で火を通した白玉団子にピーナッツ粉と砂糖をまぶし絵完成。

Point!
きな粉でも作れます。

ゴマ塩や刻みのりなど塩味にしても美味です。元が米粉なので各種ふりかけも合います。

うどんなど麺類の具にもなります。

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蝦肉釀白蘿蔔│エビ詰めダイコン

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
広東省の家庭料理『蝦肉釀白蘿蔔│エビ詰めダイコン』のレシピを紹介します。穴をあけたダイコンにエビを詰めて蒸し、オイスターソースをベースにした案をかけて食べる料理です。サッパリした野菜と海鮮の旨みを家庭で楽しめます。


記事は後日!


[材料]
ダイコン ……… 1本(約800g)
エビの身 ……… 150g
 (冷凍海鮮詰め合わせなどでもよい)
エビ ……… 7匹
 (ブラックタイガーなどの中型のもの)
セロリ ……… 20g
中華スープ ……… 800cc
水溶き片栗粉 ……… 大さじ4
ネギ ……… 少々

[調味料1]
醤油 ……… 大さじ1
塩 ……… 少々
砂糖 ……… 小さじ1/3
ごま油 ……… 小さじ1
胡椒 ……… 少々

[調味料2]
オイスターソース ………大さじ1

[作り方]
1.エビの身を包丁で叩いてミンチにする。セロリをみじん切りにする。ネギをみじん切りにする。

2.作り方1のエビの身とセロリ、すべての調味料1をよく混ぜ合わせる。

3.エビの殻をむき、背ワタを除いておく。

4.ダイコンの皮をむき、厚さ3cmほどの輪切りを7つ作る。これの中心をスプーンなどで掘り、深さ1cmほどの穴をあけておく。

5.鍋に中華スープを入れて熱し、作り方4のダイコンを入れて少し柔らかくなるまで10-15分ほど煮込む。軽く火が通ったら取り出して水気を切り、耐熱容器に穴を上にして並べる。

6.作り方5のダイコンの穴に作り方2のエビのすり身を詰め、その上に作り方3のエビを乗せる。これを容器ごと蒸し器にかけ、強火で15分蒸して火を通す。火が通って取り出すとき、器にたまった汁をこぼさないように注意する。

7.作り方6で蒸したときの容器にたまった汁を鍋に移し、適量の中華スープとオイスターソースを加えて味を調える。加熱して沸騰させたら火を止めて水溶き片栗粉でとろみをつけ、作り方6のエビダイコンの上にかける。最後にネギを散らして完成。

Point!
エビのすり身はイカや魚の身が入った海鮮セットなどを解凍し、包丁で叩いて作ってもOKです。また刻んだシイタケなどを少量混ぜ合わせても美味。


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紫米湯圓│白玉入り紫米粥

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
台湾の家庭料理『紫米紅豆湯圓│白玉入り紫米粥』のレシピを紹介します。紫米を炊いて作る甘い粥に白玉団子を浮かべて作るデザート料理です。日本では粥を甘くするという発想はなかなか出てきませんが、中国では古くから食べられているデザートです。

記事は後日!

[材料]
紫米 ……… 100g
水 ……… 500cc
白玉団子 ……… 適量
 (好みで増減する)

[調味料]
砂糖 ……… 大さじ4-6
 (好みで増減する)

[作り方]
1.紫米をよくあらい、水と一緒に炊飯器に入れて炊く。炊き上がったらよく混ぜて粥を作り、砂糖を混ぜて好みの甘さに調整する。

2.白玉団子を茹でて火を通し、作り方1の紫米粥に浮かべて完成。

Point!
白玉団子の代わりにモチやマシュマロを浮かべてもよいでしょう。またコーヒーミルクで模様を描いても美しいです。

冷やしても食べられます。

紫米粥にアズキのペーストを溶かしてお汁粉風にしても美味です。その場合名前が『紫米紅豆湯円』と変わります。


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紅燒排骨│骨付きカルビ醤油煮込み

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『紅燒排骨│骨付きカルビ醤油煮込み』のレシピを紹介します。骨付きカルビを氷砂糖や醤油で煮詰めて作る飴色の美しい料理です。晩ご飯のおかずやお弁当にしてもうれしいですね。

記事は後日!


[材料]
骨付きカルビ ……… 1kg
八角 ……… 4個
桂皮 ……… 5g
花椒 ……… 3g
ニンニク ……… 3個
ショウガ ……… 20g
ネギ ……… 50g

[調味料]
醤油 ……… 50mL
酒 ……… 大さじ3
水 ………250cc
氷砂糖 ……… 大さじ1

[作り方]
1.骨付きカルビを食べやすい長さに切り分け、表面の色が変わるまで沸騰したお湯をかけてアクを抜いておく。ニンニクとショウガを薄切りにする。ネギをぶつ切りにする。

2.熱したフライパンに少量のサラダ油(分量外)をひき、八角、桂皮、花椒を弱火で炒めて香りを出す。香りが出たら香辛料を取り出しておく。

3.作り方3のフライパンにニンニク、ショウガ、ネギを加えて、香りが出るまで炒める。続いて作り方1の骨付きカルビと氷砂糖を加え、氷砂糖を溶かしながら骨付きカルビと絡めるように炒める。氷砂糖が完全に解けたら、醤油、酒、水と作り方2の香辛料を加え、 中火で焦がさないようにかき混ぜながら15分ほど炒める。水気が無くなり骨付きカルビが飴色になったら、骨付きカルビだけを取り出して器に並べて完成。

Point!
氷砂糖は熱で溶かしますが、深い色のカラメルにはしません。色は醤油で付けます。

最後に水気は飛ばし切りますが、鍋が焦げ付かないよう火力には注意しましょう。さめ

単独では少し味が濃いかもしれないので、レタスのような葉野菜を添えるとよいでしょう。

鶏の手羽先でも同じような料理を作れます。


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豆豉炒蜆│シジミのトウチ炒め

難易度:☆ 調理時間:30分以内
中国南部の家庭料理『豆豉炒蜆│シジミのトウチ炒め』のレシピを紹介します。新鮮なシジミや野菜をオイスターソースで炒め、とろみをつけて作る料理です。海の幸の旨味がたっぷり楽しめます。

記事は後日!



[材料]
シジミ ……… 300g
タマネギ ……… 1/2個
パプリカ ……… 50g
ネギ ……… 15g
トウチ ……… 大さじ2
ニンニク ……… 2個

[調味料]
オイスターソース ……… 小さじ2
塩 ……… 小さじ1/2
胡椒 ……… 少々
水 ……… 100cc
酒 ……… 大さじ1
水溶き片栗粉 ……… 大さじ1

[作り方]
1.タマネギを食べやすい大きさに切る。パプリカを一口サイズに切る。ネギをぶつ切りにする。ニンニクをみじん切りにする。

2.鍋にお湯を沸騰させ、シジミを入れて殻を開くまで3分ほど茹でる。殻が開いたら取り出して水気を切っておく。

3.オイスターソース、塩、胡椒、水をよく混ぜ合わせてソースを作っておく。

4.熱したフライパンに大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、ニンニクとタマネギを炒めて香りを出す。続いてトウチを加えて2分ほど中火で炒めたら、シジミと作り方3のソースと酒を加え、良くかき混ぜながら中火で1分ほど炒める。最後にパプリカとネギを加えて中火で3-4分ほど火が通るまで加熱したら、火を止めて水溶き片栗粉でとろみをつけて完成。

Point!
シジミ以外の貝でも作れます。


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海蝦荷葉蒸糯米飯│中華風ハスの葉包み中華風エビおこわ

難易度:☆ 調理時間:下準備 + 1時間以内
広東省や福建省で広く食べられる『海蝦荷葉蒸糯米飯│中華風ハスの葉包み中華風エビおこわ』のレシピを紹介します。もち米を使ったおこわをハスの葉で包んで作ります。エビの旨味とハスの葉のさわやかな香りが香る絶品料理です。ハスの葉は近くにレンコンの栽培場などがある方はシーズンオフに交渉してみましょう。通販でも手に入ります。

記事は後日!


[材料]
エビ ……… 6匹
もち米 ……… 200g
ハスの葉 ……… 1枚
 (直径60cm程度、小型の蒸籠に敷き詰められる程度の大きさがあればよい)
ネギ ……… 20g
ニンニク ……… 4個
トウガラシ ……… 2本
牛脂 ……… 大さじ1

[調味料]
紹興酒 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 大さじ1
醤油 ……… 小さじ2

[下準備]
1.もち米を水に3時間ほど浸け、水けを切っておく。

[作り方]
 1.ハスの葉を水で湿らせ、柔らかくしておく。これを小型の蒸籠の内側に敷いておく。ニンニクをみじん切りにする。牛脂を温めて溶かしておく。トウガラシをぶつ切りにして種を除いておく。

2.熱したフライパンに少量のサラダ油(分量外)をひき、干しエビを炒めて香りを出す。続いて下準備したもち米と紹興酒を加えて中火で3-4分ほど炒める。アルコール分が飛んだら、もち米を作り方1で蒸籠に敷いたハスの葉の上に詰めておく。はみ出したハスの葉を折りたたんで蓋をし、蒸し器にかけて中火で30分蒸す。

3.ニンニク、トウガラシ、牛脂、砂糖、醤油を混ぜ合わせておく。


4.エビの鬚と脚を切り落としよく洗う。作り方2の蒸し器をあけてハスの葉を破かないように開いたら、もち米の上にエビを乗せる。その上から作り方3のソースを満遍なくかけ、再びハスの葉で蓋をしてそのままさらに10分ほど中火で蒸す。

5.エビに火が通ったらハスの葉でした蓋を開き、みじん切りにしたネギを散らして完成。

Point!



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鳳梨蝦球│エビマヨパイナップル

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『鳳梨蝦球│エビマヨパイナップル』のレシピを紹介します。調味料に浸けて揚げたエビのから揚げにマヨネーズを絡め、てパイナップルを添えた料理です。エビの旨味、マヨネーズとパイナップルの酸味と甘みが一体となった料理です。日本の中華料理店でも定番のメニューかと思いますが、家庭でも簡単に再現できます。

記事は後日!




[材料]
エビ ………18匹
パイナップル ……… 200g
から揚げ粉 ……… 大さじ5
卵白 ……… 1個分
片栗粉 ……… 大さじ1
水 ……… 大さじ1

[調味料]
マヨネーズ ……… 大さじ4
塩 ……… 小さじ1/2
胡椒 ……… 少々


[作り方]
1.エビの殻をむき、良く洗って水けを切っておく。パイナップルを一口サイズに切り分ける。

2.ボウルに卵白、片栗粉、水、塩、胡椒を入れてよく混ぜ合わせる。これに作り方1のエビを入れ、5分ほど浸けておく。

3.鍋に揚げ物油を入れて170度に熱し、作り方2のエビを取り出してから揚げ粉をまぶしたものを入れてきつね色になるまで揚げる。エビに火が通ったら取り出して油を切っておく。

4.作り方3のエビとマヨネーズを絡め、パイナップルと共に器に盛り付けて完成。


Point!



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糖醋咕咾│台湾風酢豚

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『糖醋咕咾│台湾風酢豚』のレシピを紹介します。いわゆる『酢豚』ですが、果物ジャムを使って甘さと酸味を加えています。いろいろなアレンジの仕方があると思うので、工夫してみましょう。

記事は後日!



[材料]
豚ばら肉 ……… 300g
ネギ ……… 20g
サツマイモデンプン ……… 適量


[調味料1]
醤油 ……… 大さじ1
五香粉 ……… 小さじ1/2
酒 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1

[調味料2]

醤油 ……… 小さじ1
砂糖 ……… 小さじ1

果物ジャム ……… 小さじ1
黒酢 ……… 大さじ1
塩 ……… 適量
水 ……… 大さじ2
水溶き片栗粉 ……… 少々

[作り方]
1.豚ばら肉を一口サイズに切り、すべての調味料1と混ぜ合わせて20分ほど浸けておく。

2.作り方1の豚肉にサツマイモデンプンをまぶす。

3.鍋に適量の揚げ物油を入れて150度に熱し、作り方2の豚ばら肉を表面がきつね色になるまで揚げて火を通す。

4.鍋に大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、ぶつ切りにしたネギを炒めて香りを出す。調味料2の送油、砂糖、果物ジャム、黒酢、水を加えてよく混ぜ合わせ、沸騰したら塩を加えて味を調える。火を止めて水溶き片栗粉を加えてとろみをつけたら、作り方3の豚ばら肉を加えてソースと絡めて完成。

Point!
このレシピでは甘酸っぱさを出すため果物ジャムを使っています。果物の味がほのかに感じられるくらいの量なので、半分ほどの量でも構いません。

酒の代わりにブランデーやラム酒を使うと香りがよくなります。

サツマイモデンプンがない方は片栗粉や小麦粉で代用しましょう。


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紹興醉蝦│酔っ払いエビ

難易度: 調理時間:半日
紹興酒を使った『紹興醉蝦│酔っ払いエビ』のレシピを紹介します。茹でたエビを香辛料と紹興酒を混ぜ合わせたスープに一昼夜浸けた料理です。紹興酒の芳醇な香りが漂う香り高い料理です。台湾でもよく食べられます。

記事は後日!


[材料]
エビ ……… 12匹
当帰 ……… 10g
枸杞 ……… 3g
大棗 ……… 2個
ネギ ……… 40g
ショウガ ……… 20g

[調味料]
紹興酒 ……… 300cc
水 ……… 400cc
酒 ……… 大さじ1

[作り方]
1.エビの鬚を切っておく。ネギをぶつ切りにする。ショウガを薄切りにする。

2.当帰、枸杞、大棗をよくあらい、紹興酒と水と一緒に鍋に入れて一度沸騰させる。沸騰したら火を止め、常温まで冷ましておく。

3.作り方2とは別の鍋に適量の水を入れて沸騰させ、ネギ、ショウガ、酒を加える。これにエビを入れ、火が通るまで煮込む。エビに火が通ったら取り出して作り方2のスープに浸ける。スープに浸けたままラップなどをかけて蓋をし、冷蔵庫で一昼夜冷やしたら完成。

Point!
紹興酒以外のお酒でも作れます。一度アルコールを飛ばして、冷ましてからエビを漬けましょう。


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白切肉│豚ばら肉の薄切り

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『』のレシピを紹介します。火を通した好みの部位の豚肉を薄切りにし、好みのソースで食べるというシンプルな料理です。通常は豚ばら肉で作りますが、今回はネック、ピートロの部位を使って作ってみましょう。豚肉の旨味をシンプルに味わえます。

記事は後日!

[材料]
ピートロ ……… 600g
ネギ ……… 30g
ショウガ ……… 20g
八角 ……… 1個
ニンニク ……… 2個
トウガラシ ……… 1本

[調味料]
醤油 ……… 大さじ3
砂糖 ……… 小さじ1/2
黒酢 ……… 小さじ1

[作り方]
1.鍋に適量の水を沸騰させ、ネギ、ショウガ、八角を加えて15分煮込む。

2.作り方1の鍋にピートロを入れ、全体に火が通り表面が白くなるまで茹でる。表面の色が変わったら火を止め、そのまま10分ほど蒸して中まで火を通す。火が通ったら器に盛り付ける。

3.ニンニクとトウガラシをみじん切りにし、すべての調味料と混ぜ合わせてソースを作る。作り方2のピートロにソースを添えてるかかけるかしたら完成。

Point!
豚ばら肉などピートロ以外の部位で作るときも基本的な作り方は同じです。茹で、蒸して火を通す時間は肉の厚さに合わせて調節してください。


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紅燒獅子頭│中華風ミートボール

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
台湾の家庭料理『紅燒獅子頭│中華風ミートボール』のレシピを紹介します。下味をつけた肉団子を揚げて表面を固め、オイスターソースベースの濃いめのソースで煮込んで作る料理です。団子一つでご飯一杯が食べられるほど濃厚な旨味をぎゅっと閉じ込めた料理です。

中華料理で『獅子頭』とあれば江蘇省准陽菜の流れを汲む伝統的な中華料理を指します。台湾や福建省に伝わっている肉団子料理はこの准陽菜の流れを汲んでおり、肉団子は伝統的に獅子頭と書かれます。

これに対してそれ以外の流れを汲む肉団子料理は「肉丸」と呼ばれます。西洋のいわゆる「ミートボール」も肉丸です。

獅子頭の方は伝説によると隋煬帝が揚州に下ったときに、当時の揚州にあった萬松山、金錢墩、象牙林、葵花崗の四つの絶景をお題に料理を作らせたことに由来するそうです。

当時の宮廷料理人たちは総出で新料理の製作に当たり、『松鼠桂魚』、『金錢蝦餅』、『象芽雞條』、そして『葵花斬肉』という四つの料理を生み出しました。この時に生まれた『葵花斬肉』が『葵花肉丸』と名前を変え、さらに後代『獅子頭』と呼ばれるようになったと言われています。また唐代、西安に生まれた韋陟という当時の祭祀を取り扱っていた文官のお抱え料理人が開発した料理が元になっているという説もあります。

中国では各地にある絶景をテーマとして作られたという料理が多数あります。現代の日本にもこれだけ世界遺産が増えてきたので、それらを主題とした和食を開発し後代に残してみるのも良いかも知れません。中国では時々こういった料理大会が政府主催で行われることがありますが、日本では民間主催で行うのが良さそうですね。

それではレシピです。


[材料]
豚ひき肉 ……… 200g
ショウガ ……… 10g
ニンジン ……… 10g
サツマイモデンプン ……… 少々

[調味料1]
醤油 ……… 大さじ2
胡椒 ……… 少々
ごま油 ……… 小さじ1

[調味料2]
オイスターソース ……… 大さじ2
氷砂糖 ……… 小さじ1
塩 ……… 少々
水 ……… 100cc

[作り方]
1.ショウガとニンジンを細かくみじん切りにする。

2.ボウルに豚ひき肉と作り方1のショウガ、ニンジンとサツマイモデンプン、そしてすべての調味料1を加え、粘りが出るまでよく混ぜ合わせる。粘りが出たら直径7-8cmの球状に成形する。

3.鍋に揚げ物油を入れて150度に熱し、作り方2の肉団子を入れて表面がきつね色になるまで揚げる。

4.鍋にすべての調味料2を加えて溶かし、加熱して沸騰させる。これに作り方3の豚肉団子を入れて内に火が通るまで蓋をして煮込む。火が通ったら肉団子を取り出して器に盛り付け、スープを煮詰めて作ったソースを適量振りかけて完成。

Point!
肉団子は肉だけで作るシンプルなものから、ハンバーグのようにニンジンやタマネギのみじん切りを練り込んだもの、タケノコやシイタケのみじん切りを練り込んだものなど様々なパターンがあります。共通の作り方として、食感を増すために加えるタケノコなどの野菜以外は入っていることが分らなくなるくらいまで細かく刻み、肉に練り込みます。

ソースはオイスターソースをベースに作っていますが、好みで様々にアレンジしてください。

通常は茹でて火を通したチンゲンサイが添えられます。準備できる方は適量の葉野菜を添えましょう。

獅子頭を四つ並べて作ると『四喜丸子』と呼ばれる宴席料理になります。


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醉雞│酔っ払い鶏

難易度:☆ 調理時間:半日-数日
中国の伝統料理『醉雞│酔っ払い鶏』のレシピを紹介します。柔らかく蒸して火を通した鶏肉を紹興酒に浸けて作る冷製料理です。お酒の種類を変えることで様々な『醉雞』を作ることができます。お酒に浸けてから火を通すレシピと、火を通した後にお酒に浸ける二種類の作り方があるのですが、今回は後者の方法を紹介します。

この料理に使う紹興酒は日本でもよく知られた中国のお酒です。中国浙江省紹興市で作られる醸造酒を指していうブランド名なのですが、同じ製法で作られれた別の地域の酒を同じ名前で呼ぶことがあります。深褐色の香り高い酒で、直接飲用にするほか調味料として数々の中華料理に用いられます。

本来紹興酒とは紹興市の南西にある鑑湖と呼ばれる湖の水で仕込んだものだけを指します。紹興市の水で仕込むから紹興酒なのです。浙江省周辺を旅行することがあれば本物の紹興酒を飲んでみたいものです。

さて紹興酒は製法により含まれる糖分に差があり、それぞれ別の名前で呼ばれます。古来の製法で作られたものを「元紅酒」、それより米と麹の量を増やして作ったものを「加飯酒」、水の代わりに元紅酒を使いさらに甘く作ったものを「善醸酒」、麹を増やし、さらに甘い粕取り焼酎を使って作ったものを「香雪酒」と呼び分けます。

元紅酒は古代の製法では朱色の甕を使って醸造していたことから名づけられています。加飯酒はその名の通り米を増して作る酒で、原料が多いため醸造時間が3年ほどかかります。古代中国では女児を出産したときに友人らがもち米を送り、それを原料に作った酒を甕に入れて土中に保管し、娘が嫁入りする時に掘り出して祝うという風習がありました。この長期間保存した紹興酒を「花雕酒」といい、今でも高級品として市場に出回ることがあります。善醸酒は三年以上保存した元紅酒を水替わりに使って作る紹興酒で、高い糖分と芳醇な香りが特徴のお酒です。糖分が高いため長期保存ができないため古酒はありません。醸造が終わったものから順次消費されます。香雪酒は元紅酒の粕を蒸留して作った透明な焼酎を水の代わりに使い、原料から麦麹(これがないと紹興酒の深い色が出ません)を抜いて作った透明な紹興酒で、10g/100mL以上という高い糖分濃度をもつリキュールのような酒です。

日本や台湾で飲める紹興酒はほとんどが加飯酒です。これ以外の紹興酒を飲む機会があればぜひ味わってみたいものですね。 香雪酒を使ったカクテルを作れば名付け親になれるかもしれません。

それではレシピです。いろいろなお酒で挑戦してみてください。


[材料]
骨なし鶏もも肉 ……… 4本
紹興酒 ……… 350cc
 (ほかの酒を使ってもよい)
塩 ……… 大さじ1-2
水 ……… 300cc
砂糖 ……… 小さじ1

[作り方]
1.鶏もも肉をよく洗い、よく水気を切る。表面に塩を刷り込み、紹興酒50ccを振りかけて30分ほど浸けておく。

2.鶏もも肉の皮を外側にしてラップかアルミホイルで包み、円筒形にきつく巻いておく。

3.作り方2の鶏肉を蒸し器にかけ、30分ほど蒸して火を通す。火が通ったら取り出してすぐにラップかアルミホイルを外す。

4.鶏肉を並べて入れることのできる容器に作り方3の鶏もも肉を並べたら、水、残りの紹興酒、塩、砂糖を溶かしたものを注ぎ、蓋をして鶏肉が常温に冷めるまで浸けておく。鶏肉の温度が下がったら容器ごと冷蔵庫に入れ、12-24時間ほど浸けておく。

5.容器の中の鶏肉を取り出して軽く洗ったら、水気をよくふき取り1-2cmほどの厚さに切り分ける。容器に並べて完成。

Point!
鶏肉を浸けておく時間は長ければ長いほど味が染みますが、その分お酒の香りもきつくなります。長くても一日くらいにしておくのが良いでしょう。

紹興酒を使うのが一般的ですが、焼酎や日本酒で作っても美味です。お酒好きな人をお客さんに迎えるときなどに作ってみましょう。

そのままだと鶏肉にかなりのアルコール分が残ります。お酒の風味を楽しむためそのまま食べますが、子どもや車の運転をする人はレンジで少し加熱してアルコール分を飛ばしてから食べましょう。


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溏心蛋│中華風半熟卵

難易度:☆ 調理時間:半日
台湾の家庭料理『中華風半熟卵』のレシピを紹介します。半熟卵を醤油に浸けたお手軽料理です。日本ではラーメンのトッピングくらいでしか食べる機会がありませんが、しっかりと味付けされていればそれだけでご飯のおかずにもなります。簡単に作れるので、ぜひ再現してみましょう。

記事は後日!



[材料]
卵 ……… 2個
水 ……… 300cc

[調味料]
酢 ……… 大さじ1
砂糖 ……… 30g
醤油 ……… 100cc

[作り方]
1.鍋にお湯を沸騰させ、酢を加える。卵の殻に小さな穴をあけてお湯に入れ、弱火で6分茹でる。その後火を止めて蓋をし、3分蒸らす。

2.卵を取り出し氷水に浸け、冷ましたら殻をむく。

3.ボウルに水と醤油、砂糖を溶かしたものを入れ、作り方2で殻をむいた卵を浸ける。そのまま8時間ほど冷所で浸けたら完成。

Point!
卵を浸ける醤油に八角やトウガラシなどの香辛料を混ぜ込むとさらに風味が増します。好みの香辛料を加えてみましょう。

卵は茹でた後急速に冷やさないと予熱で黄身にまで火が通ってしまいます。氷水で冷やしましょう。



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松坂鹹豬肉│ピートロ一夜漬け焼き

難易度:☆ 調理時間:下準備 + 30分以内
台湾の家庭料理『松坂鹹豬肉│ピートロ一夜漬け焼き』のレシピを紹介します。豚の首肉であるピートロを調味料に漬け込み、翌日オーブンで焼いて作る料理です。下ごしらえを済ませておけば後は焼くだけ、簡単に作れます。

記事は後日!


[材料]
ピートロ(塊) ……… 500g
ニンニク ……… 5個
葉ニンニク ……… 50g

[調味料]
酒 ……… 大さじ2
胡椒 ……… 大さじ1
花椒粉 ……… 少々
塩 ……… 小さじ3
砂糖 ……… 少々

[下準備]
1.ニンニクを薄切りにする。

2.ボウルにピートロ(塊)とニンニク、すべての調味料を入れて、ピートロ(塊)の表面に調味料をよく刷り込む。ラップをして冷蔵庫で一昼夜漬けておく。

[作り方]
1.200度に予熱したオーブンに下準備したピートロ(塊)を入れ、そのまま20分焼く。20分したら肉をひっくり返し、さらに5分ほど焼く。箸などを指して中まで火が通っているのを確認したら取り出して1cmほどの厚さの薄切りにする。千切りにした葉ニンニクを添えて器に盛り付けたら完成。

Point!
胡椒や花椒粉の量は好みで増減してください。

オーブンで焼く以外にも串を打って炭火で焼いたり、フライパンでじっくり蒸し焼きにするという方法でも火が通せます。好みの方法で焼きましょう。


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台式蘿蔔糕│台湾風ダイコン餅

難易度:☆ 調理時間:2時間
台湾の家庭料理『』のレシピを紹介します。干しエビと豚肉を練り込んで作るダイコン餅で、広東式よりも旨味を濃く作り、腹持ちがいいわりもたれにくいおやつにもピッタリの料理です。おかずにするならそのままで、おやつにするなら砂糖醤油などを添えて食べましょう。

記事は後日!


[材料]
ダイコン ……… 700g
米粉 ……… 300g
水 ……… 1000cc
豚ひき肉 ……… 150g
エシャロット ……… 20g
干しシイタケ ………10g
干しエビ ……… 10-20g

[調味料]
醤油 ……… 小さじ1/2
酒 ……… 大さじ2
砂糖 ……… 小さじ1/2
塩 ……… 小さじ2
胡椒 ………適量

[作り方]
1.ダイコンの皮をむき、細く千切りにする。干しシイタケを水で戻し、細かくみじん切りにする。干しエビを水で戻して柔らかくし、みじん切りにする。エシャロットを薄切りにする。ボウルに米粉と水300ccを入れ、よく混ぜ合わせておく。

2.熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、傾けて片側に油を寄せる。よせた油に薄切りにしたエシャロットを入れ、弱火でキツネ色になるまで炒める。全体がきつね色になったら取り出してみじん切りにしておく。

3.作り方2のフライパンに豚ひき肉を入れて色が変わるまで炒めたら、取り出しておいたエシャロット、干しエビ、干しシイタケを加えて香りが出るまで弱火で炒める。続いてすべての調味料と作り方1のダイコンを加え、ダイコンが透明になるまで中火で炒める。

4.作り方3のフライパンに水700ccを加え、蓋をして加熱する。ダイコンが柔らかくなったら弱火にし、作り方の米粉を水で溶いたものを加えてよくかき混ぜる。スープが糊状になったら火を止め、フライパンの中身を炊飯器に入れる。炊飯器のスイッチを入れて炊き上がるのを待つ。

5.作り方4の炊飯器が炊き上がったら、内鍋を取り出して常温まで冷ます。冷めたら中身を取り出して適当な大きさに切り、食べる前に両面をフライパンで焼いて焦げ目をつければ完成。

Point!
作り方4で米粉の生地をフライパンに加える前に一度味見して塩気などを確認してみましょう。足りない調味料があればこの時に加えて味を調えます。

炊きあがったばかりのダイコン餅は柔らかすぎと取り出すと崩れます。一度冷まして固めてから取り出して切り分けましょう。

水の一部をトマトジュースやコーンポタージュスープに置き換えて作ると…、ぜひ皆さん自身でその味を確かめてみてください。おいしいですよ!


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百菇雞湯│いろいろキノコの鶏スープ

難易度:☆ 調理時間:3時間
台湾の家庭料理『百菇雞湯│いろいろキノコの鶏スープ』のレシピを紹介します。シイタケと鶏肉で作る『香菇雞湯』を、さまざまな干しきのこでつくる応用料理です。様々なキノコからでる濃厚な旨味がしみ出したスープで煮込む鶏肉を満喫しましょう。超おすすめ!

記事は後日!



[材料]
鶏肉 ……… 半匹分
干しシイタケ ……… 12個
干しマイタケ ……… 20g
 (好みでほかの干しキノコに変える)
干しナメコ ……… 20g
 (好みでほかの干しキノコに変える)
干し貝柱 ……… 30g
チキンスープ ……… 1200cc

[調味料]
塩 ……… 適量

[作り方]
1.干しシイタケ、干しマイタケ、干しナメコを適量の水(分量外)につけ、柔らかくなるまで戻しておく。干しシイタケのいしづきを取り除いておく。干し貝柱を水に浸けて戻しておく。

2.鍋にお湯を沸騰させ、鶏肉をくぐらせてアクを抜いておく。

2.土鍋に作り方1の干しキノコと干し貝柱、作り方2の鶏肉を入れ、チキンスープを注いで火にかける。蓋をして加熱し、沸騰したら弱火で2時間ほど煮込む。最後に塩で味を調えて完成。

Point!
干しキノコは、シイタケ、マイタケ、ヒラタケ、ナメコ、ヤマブシタケ、タモギタケ、エノキやポルチーニなど様々なものが手に入ると思います。好みで様々な種類の干しキノコを組み合わせてスープを作ってください。

チキンスープを使わずに普通の自ら作ってもおいしいものができます。


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黃金元寶蛋餃│玉子餃子

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『黃金元寶蛋餃│玉子餃子』のレシピを紹介します。卵焼きで餃子の餡を包んで作る料理で、見た目の美しさから宴席料理としても食べられます。小型の中華風のオムレツと言えばわかりやすいでしょうか。サンドイッチなどに挟んでもおいしそうですね。

記事は後日!



[材料]
豚ひき肉 ……… 250g
卵 ……… 10個

[調味料]
ごま油 ……… 小さじ1
塩 ……… 小さじ2
胡椒 ……… 少々
ネギ ……… 10g
酒 ……… 小さじ1

[作り方]
1.ボウルに豚ひき肉とすべての調味料を入れ、手で空気を含ませるようによくかき混ぜて10分ほど置いておく。

2.すべての卵を割り、網で濾して滑らかにしておく。

3.作り方1の豚肉を500円玉くらいの大きさの球に成形する。

4.熱したフライパンに大さじ1のサラダ油(分量外)をひき、目玉焼きリングを乗せる。目玉焼きリングの中に作り方2の卵液を適量入れ、下面に火が通ったら中央に作り方3の豚ひき肉を乗せる。卵の片面に火が通り表面が半熟になったらリングを外し、半分に折りたたんで豚ひき肉を閉じる。軽く押さえて半円形に成形したら、そのまま両面を焼いて完成。

Point!
リングに入れる卵液は皮の厚さにもよりますが、ある程度の量が必要です。卵一個分位を目安に注いでください。

餡の大きさによって目玉焼きリングの大小を使い分けましょう。餡は控えめに入れるのが美しく作るコツです。





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客家鹹年糕│客家塩餅

難易度:☆ 調理時間:2時間
台湾客家の家庭料理『客家鹹年糕│客家塩餅』のレシピを紹介します。豚ひき肉、シイタケ、エシャロットを醤油で炒めたものを、もち米でとじて蒸して作る料理です。通常は冷蔵しておき、食べる前に焼いたりして焦げ目をつけて食べます。

台湾にも日本と同じように餅を食べる習慣があります。ただし作り方も食べ方も日本とは異なっています。

台湾の餅は粉にしたもち米に適当な量の水を加えて加熱して作ります。最初から粉になっているので搗く必要がなく、水の量で粘度も調節できるので便利と言えば便利です。また食べるのは基本的につきたての生餅やそれを加工したものばかりで、焼き餅や煮餅はほとんど食べません。自宅で煎餅を作ったりもしないようです。

同じ餅を食べる文化があるのに、食べ方が大きく異なるのは不思議ですね。

しかし日本の餅のように杵と臼で餅を搗くという習慣が台湾にないかと言えば、実はあるのです。台湾の一部に居住する客家には杵と臼で餅を搗くという習慣があり、日本と同じように蒸したもち米を使って餅を作ることがあります。日本の杵や臼とは形が違うので、もし餅つきを行っている風景を見かけることがあれば違いに驚いてください。

アジアの餅文化は人類学上ルーツを同じにすると考えられています。遠く離れた土地で同じ材料を使って作る別の料理を食べるというのは、旅する人に懐かしさと共に異国情緒を感じさせてくれます。アジアの餅紀行のようなドキュメンタリーがあると面白そうですね。

それではレシピです。



[材料]
もち米粉 ……… 450g
水 ……… 300g
豚ひき肉 ……… 200g
シイタケ ……… 2個
エシャロット ……… 4個

[調味料]
醤油 ……… 大さじ2
胡椒 ……… 適量
油 ……… 大さじ2

[作り方]
1.もち米粉と水を混ぜあわせておく。

2.エシャロットをみじん切りにする。シイタケをみじん切りにする。

3.熱したフライパンに大さじ2のサラダ油(分量外)をひき、エシャロットとシイタケを中火で炒めて香りを出す。続いて豚ひき肉を入れ、色が変わるまで炒めたら胡椒、醤油を加えて味を調える。

4.作り方3の材料を作り方1のもち米粉とよく混ぜ合わせる。耐熱容器にラップを敷くか油(分量外)をひき、 生地を詰める。容器ごと蒸し器にかけ、中火で70分ほど蒸す。

5.火が通った生地を常温まで冷まし、2cmほどの厚さに切り分ける。食べる前に両面を軽く焦げ目がつくまで焼いたら完成。

Point!
豚ひき肉を胡椒と醤油で炒めるときは、焦がさないよう弱火にしましょう。


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黑糖發糕│黒糖蒸しケーキ

難易度:☆ 調理時間:1時間以内
台湾の家庭料理『黑糖發糕│黒糖蒸しケーキ』のレシピを紹介します。黒糖をたっぷりと使ったふわふわもっちりの蒸しケーキです。(相当に)慣れると30分ほどで作れるので、急な来客時にお菓子がない!という時にも重宝する…かもしれません。

台湾ではオランダ統治時代からの製糖の歴史があり、日本統治時代に国策として製糖業が奨励されてからは大日本製糖、明治製糖など多くの製糖会社が各地に工場を作りました。戦後国民党がこれらの製糖会社をすべて接収、合併し生まれた台湾製糖は1960年代まで台湾で最大の企業でした。現在でも台湾各地に40か所近い製糖工場(跡地も含む)があり、原料調達用の土地を大量に所有しています。というか台湾製糖は台湾最大の地主です。各地に観光に出かけたときに工場の看板などを目にする機会も多いことでしょう。

現在は工場跡地などを使ったレジャーや投資などにも進出して多角経営をしていますが、サトウキビを原料とした砂糖の生産は現在でも台湾製糖の主要産業の一つです。

サトウキビを使った製糖の過程で作られるのが黒糖なのは皆さんもご存じかと思います。黒糖の特徴ともなっている黒い雑物による独特の風味は、菓子に加工されたときにも特徴として受け継がれます。日本でも沖縄などでは島ごとに黒糖を売りにしていることがありますが、産地や製法によって黒糖は味が異なるので地域のお土産として使いやすいのです。

サトウキビの栽培には豊富な日照とたくさんの水が欠かせません。日本よりも日照が豊富で異なる水で作られたサトウキビは、日本のものとはまた違った甘さを作り出してくれます。精製された世界統一規格の白い砂糖もいいですが、その原料となる黒糖は味も風味も千差万別、同じ料理でも作る場所によって味が少しずつ異なります。

作ればそれがオリジナル、ぜひ皆さんも再現してみて下さい。



[材料]
黒糖 ……… 320g
水 ……… 600cc
蜂蜜 ……… 大さじ2
強力粉 ……… 180g
薄力粉 ……… 180g
コーンスターチ ……… 180g
重曹 ……… 20g
ゴマ ……… 少々

[作り方]
1.黒糖を細かく刻んでおく。

2.水と黒糖を鍋に入れ、弱火で加熱しながらかき混ぜて黒糖を水に溶かす。黒糖が溶けたら蜂蜜を加え、更にかき混ぜて溶かす。

3.強力粉、薄力粉、コーンスターチ、重曹をふるいにかけてボウルに入れる。ボウルに作り方2の黒糖水を1/3ずつ加えてよく混ぜ合わせる。生地が均一になったら適当な大きさの紙や金属製の容器に注ぐ。

4.作りかった3で生地を入れた容器を蒸し器にかけ、強火で15分蒸す。蒸しあがったらすぐにゴマを散らして完成。

Point!
コーンスターチはふるいの目を通りにくいかもしれません。スプーンやヘラで押し出してダマにならないように細かくしましょう。

容器はケーキカップに入れるのを想定しています。大型のケーキ型などに入れると膨らみ方などに違いが出てくるかもしれません。

ゴマは白ゴマを使いますが、なくても構いません。


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烤烏魚子│焼からすみ

難易度:☆ 調理時間:30分以内
台湾の家庭料理『烤烏魚子│焼からすみ』のレシピを紹介します。台湾みやげの代名詞でもあるからすみの調理方法を紹介します。お酒を振りかけてからオーブンやトースターで焼くだけですが、調理の手順を知らない人も多いのですは?作り方を覚えておけば台湾土産でもらった時だけではなく、自分で買って食べるときにも便利です。

からすみは漢字で「唐墨」とかき、中国の墨に形が似ていることから名づけられました。古代の墨は菜種油やごま油の煤を水で延ばし膠で固めたもので、古代から現代にいたるまで黒い染料として用いられてきました。炭が原料なので炭素が色素の正体です。唐墨というだけあって古代中国で発明され、世界中に広まっり、「チャイニーズインク」の名で呼ばれました。墨以外にも世界には古代より黒い染料が存在していました。

代表的なものは「セピア」、「ビストル」、「没食子インク」でしょう。それぞれ簡単に紹介します。

セピアは日本人でもご存知の方も多いでしょう。淡い茶色に退色した写真の表現技法として知られていますが、もともとはセピアとはイカの墨(さらにはその大元であるコウイカそのもの)のことです。生物由来の黒いたんぱく質が色素の正体です。今でもギリシャやイタリアではコウイカのことをセピアと呼ぶそうです。昔はこの色素を使って白黒写真を現像していましたが、時間が経つとわれわれのよく知るセピア色に退色します。古い絵画もセピアを用いて書かれたものが多く、描画当初の色を再現するためにはセピアの分析が欠かせません。

ビストルはブナの木の根を燃やし、水で蒸留して得られる色素です。タールなどを主成分とし、こちらも古代より黒い色素として用いられてきました。淡い茶色がかった特徴のある黒色が得られます。こちらも多くの巨匠により絵画に用いられました。

「没食子インク」は非常に古くから用いられた色素で、世界最古の聖書もこのインクを用いて書かれています。色の正体は酸化鉄(II)で、使用前に適当なpHの溶液と混ぜ合わせて自前でインクを調合する必要がありました。しかし適当に調合された没食子インクは時間と共に色が濃ゆくなり、現代の油性インキのように水で落ちないという性質があり、記録媒体として非常に重宝されました。

しかし上記の黒色素では深い黒を表現することができず、いわゆる「黒」 を表現するためには超高級黒色素として現代でも使われる象牙を焼成した「アイボリーブラック」や、紫の染料を濃厚に使うという手法が取られていました。

日本でも古代より高貴な色(つまり希少品)として知られている「紫(シコンやムラサキガイの色素)」をこれでもかと濃密に使って表した「黒」は古代では超超貴重品だったことでしょう。あんがい日本で最も高貴であるとされた色は「紫」ではなく、それを使って表現しようとした「深黒」だったのかもしれません。

現代では数多くの黒を表現する色素や物質が発見されており、 身の回りには様々な「黒」があふれています。数年前には可視光の99.9%以上を吸収する「ベンタブラック」という物質も発明され、実用化されています。手に入らないからこそ高貴な色とされた黒。その黒を称える古代の人が、もし現代によみがえったとしたら。身の回りにあふれる黒を見て「やっぱり未来ってスゲー」と思うのでしょうか(笑)。

それではレシピです。



[材料]
からすみ ……… 1枚

[調味料]
酒 ……… 適量
 (臭み抜き、香りづけなので、好みの種類の酒を使うとよい)

[作り方]
1.からすみを自然解凍し、片面に酒を振りかけて3分放置する。ひっくり返して再び酒をふりかけ、再び3分放置する。酒に5分ほど浸けておいてもおいてもよい。

2.オーブンで作るなら200度に予熱しておき、3分焼く。トースターで焼くなら強火で同じく3分ほど過熱する。

3.取り出したからすみを薄切りにし、器に盛り付けて完成。

Point!
通常はからすみと同様に薄切りにしたダイコン、ナシなどを添えて食べます。筆者の考えでは、ある程度さっくりとした食感があればどんな食材とも合うと思うので、機会があれば季節の野菜や果物と合わせて食べてみて下さい。カキ、リンゴ、モモなどの果物やノリ、胡麻煎餅、クラッカーなども合うと思います。細かく刻んでサラダに振りかけても良さそうです。

炙るにしろ焼くにしろ、火を通すのは表面だけです。

酒はアルコール度数の高いものの方が臭みが抜けやすく、香りも残ります。紹興酒や老酒、ウォッカ、ブランデー、焼酎などを使いましょう。もちろん日本酒でもよい香りがつきますが、アルコール分が少ないので一度焼いた後に表面に刷毛で薄く塗ったりすると効果的です。


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